Mile Stones

駆け出しのWebデザイナーが知って得した情報を紹介します。

Web Design / Frontend / Backend / Code Management

「Webデザイントレンド in 大阪 2018」に行ってきた感想

関西で最大級のWebデザインセミナーらしい「Webデザイントレンド in 大阪 2018」に行ってきたので感想をここに書いておこうかと思います。

 

2018/1/27(土)に第34回リクリセミナー「Webデザイントレンド in 大阪 2018」を開催します-Re:Creator's Kansai (リクリ)

 

私のようなWeb業界新参者にとってどれだけ凄いイベントなのか行ってみるまで実感できなかったのですが、周りの先輩方が絶対行くべきだとオススメされたので思い切って参加してきました。

この思い切ってというところがポイントなのですが、参加費が安くできて¥5,000〜と若干お高目です。

ただ、参加した率直な感想として行ってみて本当に良かったです!

このセミナーは毎年絶対行きたいと思いました。

実際にどんな内容のセミナーだったのか自分なりにまとめてみたので興味がある方は続けて読んでやってくださいな。

(*あくまで私が感じ取ったことなので間違っていたらごめんなさい)

どんな内容だったの?

4時間ほどの長時間セミナーだったので全て書き留めるのは難しいので特に印象に残った内容を書いて行こうと思います。

全体的な内容はWebデザインのトレンドを第一線で活躍するクリエイターの方々が詳しく解説したり参加者と一緒に考察していくといったものでした。

デザインを育てる

「デザインというのは一度作って終わりではなく育てていくもの。」

時代の流れと共にデザインされた制作物も人々に与える印象やその役目が変わって行くべきでその経過も想定してデザイナーは制作することが大事。

 

例に出されていてなるほどと思ったのが非常口のマークです。

昔はマークが大きく、「非常口、EXIT」と行った言葉も添えられていました。

しかし最近のものは小さく言葉を添えられていません。それは人々がそのデザインの示す意味を理解し、より簡略化できるようになったからです。

 

Webデザイナーは運用が得意!?

Web業界の仕事というのはPDCAサイクルを回す周期が短いという特徴を持っています。それは制作してからユーザーの元に届き、反応が帰って来るまでのスパン(期間)が短いという性質に起因するのでしょう。

kigyotv.jp

PDCAを普段回す回数が多いということはデザイン面でもそこが武器になるはずということでした。

また運用面で大事なポイントは「コンテンツに感性を乗せること」だというのも非常に印象的でした。感性を乗せるからこそ注目を引くことができるし、影響力ある作品が作れるんでしょうね。

デザイナーなら自分もデザインすべき

先程のコンテンツに感性を乗せるという部分にもつながるのですが、自分にも感性を乗せることが大事なんだよというものです。

これはつまり自分(デザイナー)は一体何者なのかを理解し、それに合わせて自身のキャラを立てていくということです。

「OOさんと言えばOOだよね」といって貰えるようにするとデザインだけでなくその他仕事の運用も上手く回せるようになるんですね。

フォントはUIにも関わりがある

基本的なことかもしれないですが、使うフォントによってユーザーに与える印象は大きく変わりますよね。例えば鱗のある明朝体などは凹凸感があり、長い文を読ませるのに適しているといったことです。

日本語のWebフォントは重たい印象があったのですが、改良が繰り返されかなりライトに使えるのだとか。また縦書き文化というのも現在世界で使われているのは日本と台湾くらいだそうです。これは驚き!最近は縦書きサイトも増えてきているので実務でももっと使って独自性のあるサイトを作ってみたいですね。

国によってデザインに特徴がある

日本だけでなく他の国ではどんなデザインが流行ってるのかというのもそれぞれお国柄が反映されていて面白かったです。最近オリンピックが開催された国が特に盛り上がっっているというのも凄く興味深かったですね。

自治体のWebサイト

自治体のWebサイトは参考になる部分が多いんですね。自治体サイトには工夫されている箇所が多くそれはコーポレートサイトなど他の分野でも応用できるとこがたくさんあるのだと気づかされました。

 

ざっと振り返りも兼ねて書いてみたのですが、如何でしたでしょうか?

実際に参加していないと伝わりづらいところもあったかと思いますが、まだ参加したことがないというWeb屋さんには是非オススメしたいです。